特許庁、キャピタリスト向け知財DDマニュアルで投資検討時の生成AIプロンプト公開
特許庁が「キャピタリストのための知的財産デュー・デリジェンス (知財DD) マニュアル―投資検討時の知財DD手順と効率化―」を公開しました。マニュアル内では、生成AIを活用した投資検討時の分析手法が、具体的なプロンプトを交えて説明されています。
VCの投資検討において、いかに知財を活用するのか、実際にどのように実務に知財を実装するのかを、VC-IPASによって得られた知見に基づき取りまとめた知財DDマニュアルです。本マニュアルでは、生成AIを活用した投資検討時の分析手法も掲載しており、プロンプトの作成指針の解説、それぞれの知財のタスクについてのプロンプト例、プロンプトによって生成された出力例を示しています。
VC-IPAS:VC向け知財専門家派遣プログラムについて(2026年度) | 経済産業省 特許庁 より引用
マニュアル中では、Ⓐスタートアップの事業・技術の理解、Ⓑ事業上の競争優位性(ビジネス視点での特許調査)、Ⓒ競合他社の事業・技術との比較(特許調査)、Ⓓデュー・デリジェンス段階における第三者リスクの評価に向けたクレームチャート作成、の4つのタスクを実施する具体的なプロンプト例を紹介しています。
マニュアルの最後には、実在するディープテックスタートアップ(Mosaic Materials社)を題材に模擬検討を行った結果が示されています。プロンプトをカスタマイズし、実務に活用してください、とのことです。
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